温冷配膳車仕組みについて詳しく解説しています。
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温冷配膳車の仕組みって?
わかりやすく解説!

温冷配膳車を導入するかどうか悩んでいる施設は多いと思います。

こちらでは、温冷配膳車がどんな施設で使われているのか、またどのような仕組みでどんな種類があるのか、詳しく解説していきたいと思います。

温冷配膳車(適温配膳車)とは?

温冷配膳車(適温配膳車)とは?

温冷配膳車(適温配膳車)は、「温」「冷」それぞれの食事を適温で運搬できる配膳車で、主に医療施設や介護施設などで使われています。

これらの施設では、食事の時間に一定数の患者や利用者に、スピーディに食事を配膳する必要があります。またそれぞれ個人の状況に合わせた病院食や介護食を、間違えなく配膳する必要もあるため、トレイに食事をセットした状態で運べる配膳車が導入されています。

温度管理ができる温冷配膳車は、食中毒を予防するなど衛生的な食事が提供できることに加え、できたての美味しさをキープした食事を提供することができます。

食事を美味しく食べられることは、病院での治療や高齢者の介護にも大きく影響することから、大事な役割を果たしています。

温冷配膳車(適温配膳車)の仕組み

温冷配膳車(適温配膳車)の仕組み
庫内の仕組み
温冷配膳車の庫内は、温蔵室と冷蔵室にわかれています。
トレイの片側に冷たい食事、もう片側に温かい食事を配置して、そのまま庫内に押し込むと、それぞれが温蔵室と冷蔵室に入る仕組みです。
温蔵室と冷蔵室の間は仕切りで区切られているため、相互が温度干渉しないようになっています。
加熱システム
温蔵室は、遠赤外線パネルヒーターでムラなく保温が行われます。
従来の温風式は、風のあたる場所によって食品が乾燥するというデメリットがあったため、現在は遠赤外線パネルヒーターが主流です。蓄熱性が高く通電停止後も長時間庫内温度を保てるというメリットもあります。
冷却システム
冷蔵室は、冷却器を設置して庫内上部のファンにより効率よくかつムラなく庫内を冷やす、冷気循環方式が多く採用されています。

温蔵室は60℃前後〜80℃前後に、冷蔵室は5℃前後〜10℃前後に設定できます。

メーカーによって、設定温度と実際の庫内温度が同時に表示できたり、温蔵・冷蔵それぞれ個別に運転できるなどの機能が付いています。

温冷配膳車(適温配膳車)の種類

温冷配膳車(適温配膳車)の種類

温冷配膳車は機能別にタイプが分かれ、多くのメーカーではタイプ別にラインナップを揃えています。

走行方式
手動で走行する「手動式タイプ」と電動走行機能がついた「自走式タイプ」があります。
トレイ対応
冷・温を分ける凸凹の仕切りがある「分割トレイ対応タイプ」と、仕切りのない「フラットトレイ対応タイプ」があります。
「分割トレイ対応タイプ」を標準仕様としている配膳車もあります。
ボディタイプ
庫内の冷蔵室よりも温蔵室の比率が大きい「スタンダードタイプ」と、温蔵室と冷蔵室の大きさが同じで、トレイを入れ替えることでどちらもメインにできる「リバーシブルタイプ」があります。
配膳数
棚の列と段の数で配膳数が決まり、配膳数別に型番がわかれています。
例えば、4列6段のタイプの場合は最大で24膳となります。メーカーにもよりますが、60膳くらいまでタイプがあります。

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