温冷配膳車の気になる耐用年数は?
導入におけるメリット・デメリットとは?
温冷配膳車の導入により、どんなメリットやデメリットがあるのか、気になるポイントだと思います。
こちらでは温冷配膳車の耐用年数についても合わせてまとめました。また実際に現場で使っている方の声も集めたので、検討中の方はぜひ参考にしてみてください。
温冷配膳車の耐用年数って?
毎日使う温冷配膳車は、使い方によっては耐用年数に影響が出る可能性があります。
温冷配膳車の耐用年数は、6年〜10年といわれていますが、
- 配膳毎に、庫内・外装を清掃し、ドレンタンクの排水を行う
- 週に1回程度、冷却機フィルターを清掃する
といった衛生面でも大切なお手入れが、配膳車を長く使うためにも重要な作業になります。
また、配膳車を安全に長く使うために、保守契約を結ぶなどして定期的な点検を受けることも重要です。
温冷配膳車導入でデメリットはある?
- 今まで保温食器を使っていた場合は、食器の買い替えが必要に
- 作業の流れが変わる
- 使用方法に関して周知が必要になる
- 価格が高い
価格に関しては、温冷配膳車そのものが1台200万円以上という価格なので、ネックになると考える人は多いと思います。しかし本体価格と実販ではずいぶん異なってくるので、検討している場合は、まず見積りを出してもらうといいでしょう。
温冷配膳車は、利用者にとってよりよい食事を提供できるように、また使いやすさも工夫して作られているため、機能的なデメリットはあまりないようです。
温冷配膳車導入のメリット
- 温かさに限界のあった保温食器と違い、作りたての温かさをキープした食事の提供ができる
- 冷たいメニューを冷たいままで提供できる
- 陶器の食器も使えるようになり、メニューに合わせて食器を選べる
- メニューの幅が広がり献立が立てやすくなる
- 食中毒予防ができ、衛生的に食事を運べる
- 配膳の効率が上がる
- フラットトレイ仕様の場合、食器を自由に移動できるので、自然な配置で食事ができる
など、温冷配膳車を導入することにより、食事の提供を受ける利用者をはじめ調理スタッフ、栄養士、操作するスタッフなど、幅広い方たちにメリットがあります。
温冷配膳車を導入して良かったこと
- 1位 利用者に喜ばれる
- 「ご飯や汁物があたたかくなったと喜ばれた」(施設職員)
「食事の時間が楽しみと言われるように」(配膳スタッフ)
- 2位 残菜が減った
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「栄養管理のため、一人ひとりの食べ残しをチェックしています。導入後の食べ残しが格段に減り驚いています。」(管理栄養士)
「完食率が上がることは、美味しく食べて栄養がしっかりとれているということ。栄養的観点からもプラスになっている」(栄養士)
- 3位 衛生面で安心
- 「常温だと雑菌が繁殖しやすいので、特に夏場や梅雨の季節の献立に苦労していたが、提供できるメニューが増えラクになった」(管理栄養士)
「食中毒菌が繁殖しにくい温度を保てるのが安心」(調理士)
その他にもこんな声があがっています。
- 「配膳車の色やデザインがとても素敵で施設の中が明るくなった」(調理員)
- 「今までの冷たい色の配膳車と違って回ってくるのが待ち遠しいとの声がありました」(施設スタッフ)
- 「いろいろな食器を使えるようになり、見た目の美味しさがグンとアップ」(調理士)
- 「料理を適温で出せることに加えて器の選択も増えたため、イベントごとの行事食が出しやすくなりました」(施設長)